気密測定で快適な生活環境の実現を!
気密測定の必要性
日本の伝統的な建物は、夏の高い温度・湿度が原因となる劣化を防ぐために建物内に空気がくまなく行き渡る様な工夫がなされています。
ところが、同じ伝統を寒冷地で生かすわけにはいきません。又、温暖地でも夏の快適な住環境を作るためにこれまで断熱材を厚くするなどの方法が取られてきましたが、近年、隙間風を減らすための気密化が進んでまいりました。
気密化はあくまで計画的に快適な換気を行うために実施されなければなりません。ここに気密性の達成度合いを測定する必要があるわけです。せっかく建てた建物が気密性能が低すぎて計画換気を行えない様だと快適な生活が出来ません。これを防ぐため、正確に気密性能を測定する必要があります。
測定器本体
測定結果印刷例
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測定数値データ
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通気量グラフ
測定装置の構成
送風機
建物内外に所定の圧力差を発生させるための電動ファンです。
整流筒
通気量を正確に測定する流量測定筒で、吸い込み側がアネモスタット型になっている整流筒を建物の開口部に設置します。
圧力差
建物内外の圧力差を高精度微差圧計により検出します。
測定器
スタートボタンを押すだけで、送風機をコントロールして、自動測定し結果をプリンタに印刷します。
気密性能試験結果報告書
※パソコンで作成した報告書出力例です。
※JIS A 2201・(財)建築環境・省エネルギー機構(IBEC) 「気密測定報告書」の標準様式です。
測定方法の概要
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高性能送風機による圧力差の発生
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圧力差と通気量の測定
圧力差=高精度微差圧計
通気量=ピトー管センサのデータをマイコンで計算
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室内温度・外気温度の測定
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総相当隙間面積 (αA)の計算
多点計測で正確なデータが求められます
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相当隙間面積 (C値) の計算
C値 (cm2/m2) = αA (cm2) ÷ 実質延べ床面積S (m2)
※50Pa時の漏気回数も計算できます
測定器仕様
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